年齢が上がれば上がるほど、勉強をやらないお子さんが増えてきます。それは子どものせいではないと考えます。誰しもが「できれば」「やる」からです。
ではどうしてやらないのか、それは、1時間あたりに身に付けなくてはならない知識を理解できず、次の時間に進み、わからないことがわからないほど深刻だからです。
専門的な話をすると、1つの単元の中で、最終的な知識を理解するまでの時間が5時間とします。単元が月曜にスタートして金曜日に終わると考えてください。その1時間(1日)が点であってはならないのです。1時間1時間が線となり、繋がりをもって理解していくことが大切です。
また、教科の学習によっては系統性があります。「分数の足し算」と「分数の掛け算」2つの単元があるとします。どちらを先に学習すると思いますか?おそらく大半の人が「分数の足し算」と正しい理解ができると思います。例えば「分数の足し算」の考え方が理解できずに、「分数の掛け算」の考え方を身に付けられるでしょうか。
こうした1つ1つのつまづきを越せなかったことで、後々大きな問題となってきます。「やらない」のではなく「やれない」だから、「できる」ようにしていく。まずはどこにつまづきがあるのか、子ども達自身が理解できることが大切ですね。
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